夏期の温度変化 蓄熱量 |
夏の暑さ対策も山を越えようとしています、昨日は前の家にいってきました、シャッターとか窓のカーテンが全て閉めてあったので午後2時ごろでしたが31℃と思ったほど暑くありませんでした。 RC造なのでコンクリートへの蓄熱量がかなりあります、IBECの資料によるとコンクリートの容積比熱は厚さ200ミリまで2013(kj/㎥℃)あります、コンクリートの壁(内部間仕切りのみ)で計算しても48000(kj/℃)あります、あと床・天井を計算するとかなりの数値になりそうです、堺モデルも床下換気の基礎コンクリートへの間接蓄熱を加算すると60000(kj/℃)以上になりましたが、やはり夏のヒートカット、冬のクールカットを防ぐにはこの蓄熱量の大きさが大きいです。 夏モードで冷房無しでは毎日の平均気温(昨年の8月で30.6℃前後)前後位に1階の室温が上がります、夜間に外気温度が下がらないと排熱が進まないので0.2℃位づつ室内に蓄熱されていきました。 堺市の昨年は暑い夏でした、一昨年はすごく涼しい夏のようでした、昼間の最高気温が36℃以上あっても夜間の最低気温が26℃位であれば1階の窓を閉鎖した部屋では30℃台位になるでしょう、必要であれば少し冷房をつけるくらいで快適に過ごせると思います、扇風機はつけている間は快適ですが天井付近の少し高温の空気を混ぜてしまうので、室温としては上がります。 写真はこれから冬対策として2重窓の間に設置するダブルハニカムルーバーのカットサンプルです、私の所属するネットワークがOEMで販売するものです、詳しくはまた後日に なちゅらる・さーかす http://www.nc-house.net |
by nc-house
| 2011-08-19 00:12
| パッシブハウス エコハウス
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