パッシブハウスの価格 |
パッシブハウスの価格はとても気になると思います、堺モデルはパッシブハウス以上の性能なので少しかかりましたが最低限必要な線を決めて基本モデルを作成しています。 堺モデルでは構造・温熱気密・室内環境等について最高レベル(長期優良住宅をはるかに超える性能)の仕様になっていますがパッシブハウス+長期優良住宅レベルの基本モデルで検討しています。 構造木材は奈良県吉野の杉・桧とか外さない項目もありますが長期優良住宅仕様+200万円位を目標に考えています。 コストアップする内訳としては 断熱+300,000 気密+100,000 サッシ+800,000 熱交換換気+500,000 断熱ブラインド+150,000 蓄熱増量+100,000 日射遮蔽+(ルーバーシャッターがほしい処ですがコストダウンとしては可動ルーバー雨戸クラスです) 太陽光発電はお金を生む設備として6Kw以上設置することで費用負担はゼロ円になります。 ここで一番コストがかかるのがサッシです、サッシの必要な性能には超断熱・日射取得・防火・防犯・採光・採風等があります、高級なヨーロッパ製のサッシでも防火認定がないとか全てをクリアーしたサッシはありません、堺パッシブハウスでは超断熱(Ug=0.8)・防火設備・防犯ガラス・熱線反射ガラス・2重サッシ・ルーバーシャッター等の組み合わせにより全てをクリアーしていますがコストが非常にかかりました。 防火設備の認定問題でいま使えるサッシに制約がありますが、都市部で防火制限が増えてきていますので防火設備対策は必須になって来ています、シャノンの樹脂サッシも来年くらいは新築で防火認定サッシが使用できそうな事を聞いています、または、堺モデルでしているようにアルミサッシの防火認定と樹脂の非認定の組合せ+断熱ブラインドが良いのではと思っています。 パッシブハウス+長期優良住宅+太陽光発電=ゼロエネ・ゼロカーボン住宅を大きな目標に家づくりの集団を結成します、とりあえずは関西圏が対象ですが一緒に勉強・営業したい工務店を募集しています、勉強会も開催しますので一般の方も参加可能です、下記のホームページよりメイル等にてご連絡お願いいたします。 なちゅらる・さーかす(ちはら) http://www.nc-house.net |
by nc-house
| 2011-09-06 02:42
| パッシブハウス エコハウス
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