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自然素材で環境と健康に安心なパッシブハウスをつくろう
by nc-house
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夏期の結果と冬の準備 ハニカム断熱ブラインド

夏期の結果と冬の準備 ハニカム断熱ブラインド_d0141797_23402663.jpg


やっと夏が終わりました、結局夜間冷房の日数は61日間でした9月に入ってからは冷房時間も半分にしていましたが7月13日から9月12日まで夜間冷房を行いました。冷房費は夜間電力計算で約3000円でした。
冬の暖房費が7000円で夏の冷房費が3000円とこれで年間1万円の冷暖房費が実証されました。
昨年の夏は無冷房で工夫しながら暮らしました、今年の夏の暑さは昨年以上でしたがとても快適に涼しく暮らせました、大阪府交野市にある本宅(RC3階建)では約20年間無冷房で暮らしてきましたが、家の蓄冷容量と夜間から早朝にかけての冷却効果が全く違いました、1990年に建てた家なので断熱性能は堺の今の家とは10倍ほど悪い家です、RC造なので蓄熱容量はかなり多いと思います。一番の違いは家の周りに緑が非常に多いことです、家の北側は植物園の山があり庭にも緑が多く、また夜間から早朝に風も良く吹きます、ですから窓も大きく開けて寝ると風邪をひいてしまいます。
夏対策としては、本宅の場所に今の堺の家を建てることが理想的かなと思いますが、冬を考えると冬はやはりかなり寒いところです、同じ市内でも2~3度位は違います、冬の夜、車で走って帰ると家の近所になると零下になるときがよくあります。
家の性能と立地条件はこの様に大阪府内でもかなり変わります、市内でもかなり変わるとも言えます、出来るだけ自然エネルギーを活用して、夏は通風と夜間冷却、冬は日射取得により少しでも過ごしやすい住環境を作りたいと思いますが、堺での1年間の経験から年間1万円で外部の気象に関係なく快適な暮らしが可能になり、以前の本宅では夏は無冷房でしたが冬は暖房費に1か月1万円を払っていましたので、やはり今の堺の家のほうが身体の負担がすごく少なく健康的だと思っています。
表現が違うかもわかりませんが、木材は夏と冬の年輪を増やしながら成長していますが、人間も冬は寒さで体が引き締まり、夏は汗を出そうと皮膚がゆるむことを毎年繰り返していますが、あまり年輪のはきりしない成長をするようなものです。
さて冬に向けての準備も始めました、全ての窓ではありませんが、熱負荷の大きな窓にダブルハニカム構造のブラインドを設置しました、私の所属しているネットワークが全国販売している商品です。
勝手口戸もスエドアですがここにもブラインドを設置しました、スエドアはカタログのU値は0.99でしたがサーモカメラではかなり熱負荷があるのがわかりました。
堺での生活も2年目になり、まとめの発表を秋に行う予定です、ご期待ください、日程的にはプロ向けと一般向けに分けて行いますが、プロ向けは11月の世界パッシブハウスデイの実施日になると思います。
一般向けは10月27,28日の現場見学会にて行う予定です。
ご期待ください

なちゅらる・さーかす  http://www.nc-house.net
パッシブ・エコハウス ネットワーク   http://www.passive-ecohouse.net
by nc-house | 2012-09-15 00:29 | ネットゼロエネ パッシブハウス
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